2026-03-11
HaiPress
10万人の命が奪われた東京大空襲から81年となった10日、都内では記憶の継承を誓い、犠牲者を悼む式典があった。
東京都慰霊堂(墨田区横網2)で開かれた春季慰霊大法要には、秋篠宮ご夫妻が参列された。遺族ら約170人が出席。代表として焼香した同区の美容室経営、佐山茂吉さん(75)は父が現在の同区で子ども8人のうち6人と前妻の計7人を亡くした。「つらい思いをする父の様子を背中で感じていた。戦争だけは絶対に(駄目と)…語り継ぐしかない」と誓った。

東京大空襲から81年。冷たい雨が降る中、東京都慰霊堂の前で手を合わせる人=東京都墨田区で(川上智世撮影)
遺族代表のおいとともに参列した千葉県松戸市の新田富子(とみこ)さん(84)は3歳上の兄を失った。「優しい兄と聞いた。戦争は無くなってほしい」と願った。

「都内戦災並びに関東大震災遭難者春季慰霊大法要」で焼香を終えられた秋篠宮さま=10日、東京都墨田区の東京都慰霊堂で(代表撮影)
関東大震災と東京での空襲の犠牲者を悼むため、都慰霊協会が主催。小池百合子都知事は「国際情勢に目を転じると、深刻な状況が伝えられる中東情勢など多くの人々が筆舌に尽...
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