2026-04-08
HaiPress
12日投開票予定の多摩市長選は、ともに無所属で、5選を目指す現職の阿部裕行さん(70)と、新人で新電力サービス会社代表社員の松田道人さん(52)が立候補した。候補者の横顔を届け出順に紹介する。(北浜修)

写真は左から阿部裕行さん、松田道人さん(届け出順)

阿部裕行(あべ・ひろゆき)さん(70)無所属現職〈4〉
小金井市に生まれ育ち、日大法学部新聞学科を卒業。日本新聞協会職員時代の1990年代初め、「もっと自然環境のよい所に住みたい」と当時住んでいた世田谷区から多摩市へ引っ越した。PTA活動などを通して「まちづくりのリーダーとして市長になりたい」と政治を志すようになった。
「命を守り、地域を守り、仕事を守る」と5期目へ挑む。課題は老朽化する日本医科大多摩永山病院の建て替えと、住民が高齢化する多摩ニュータウンの再生。
同病院の建て替えは厳しい経済情勢などを背景に難航しているが、今年1月、市と都、大学の三者で協議再開が決まった。「地域医療の拠点確保へロードマップを描くのが私の責務」。高度経済成長期に開発と入居が進んだニュータウンは高齢化が目立つ。「都や国と連携し原点に帰って、再生の道筋を描く」と表情を引き締める。

松田道人(まつだ・みちひと)さん(52)無所属新人
4回目の市長選挑戦を告示の前日に決意。その日、朝刊各紙が出馬表明は現職1人で無投票となる公算を報じており、「無投票をなくしたかった」と告示日に急きょ立候補した。
多摩市に生まれ育ち、上智大法学部卒後、IT関連企業などに勤務。「少子高齢化で市や多摩ニュータウンは10年、20年後にはなくなるのではないか」と危機感を示す。解決には「家族と触れ合う余裕、ゆとりが大事だ」として、人工知能(AI)や産業効率化で市民全員や市職員に「週休4日制」導入を主張する。
身長180センチ、体重90キロの体格。趣味は筋トレで「ベンチプレスは130キロを上げる」という。都内のプロレス団体にも所属しており、前回の市長選ではリングネーム「ジャンボ松田」で臨んだ。ここ数年は「AIメイヤー」の名で都知事選や衆院選へ挑んだこともある。

読まれています
自民幹部「官邸が嫌がるから」…高市首相、国会出席を削りに削って予算成立SNSにはせっせと書き込む落差