急死前日に「急性虫垂炎・急性腹症の疑い」の診断 高尾署はクルド人男性の遺族に事実を説明せず

2026-07-18 HaiPress

警視庁高尾署の留置施設で、トルコ国籍のクルド人の男性、ムラット・チチェックさん(48)が勾留中に急死したことを巡り、警視庁は17日、死亡前日に署の嘱託医師が急性虫垂炎や急性腹症の可能性があると診断していたなど、経過を明らかにした。だが、署は遺族に「便秘と診断された」としか説明していなかった。

◆「助かった可能性もあった」

総合内科医の今川篤子医師は「急性虫垂炎の疑いなどにもとづき、綿密に観察し、痛みの激化に伴い夜間でも医療機関に搬送しておけば本当の原因が分かり、助かった可能性もあった」と指摘する。

ムラット・チチェックさん(資料写真)

司法解剖では死因は、十二指腸潰瘍が進行し小さな穴が開いたことによる腹膜炎としている。

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